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自転車とかランニングとかどうでもいい事とか書きます。

失敗しないシルクスクリーン  

 誰も見ていないブログなので、好き勝手書いてもいいだろと言うことで、突然ですが、シルクスクリーンについて書きたいと思います。

前回まで、陸上の話なのに、なんでシルクスクリーンなんだと思う人もいると思うので、説明すると僕は一応現在、美大生なんです。デザイン学科と言うところで、デザインを学んでいる訳です。

なので得意とは言いませんが、それなりにいろいろできます。

 本題ですが失敗しないなんて書きましたが、それは嘘で、失敗を減らせると思ってください。

シルクスクリーンは、最初のうちは失敗が前提でやるしかありません。特に露光の部分で、つまづく人が多いと思います。しかもネットに情報がなく、なぜかいじわるな記事が多く、そもそも初心が手を出すには無駄だとか、Tシャツ1枚しか刷らないならやらない方がいいとか見たことある人いると思います。そんなの余計なお世話ですよね。

これ以上教えていいものかとか、教えていいでしょ笑

日本人の苦労失敗して習得するのが、美学みたいな考えをどこにでも出すのやめてほしいですね。

そんな記事読んでもムカムカするだけだと思うので、大人しく説明だけさせていただきます。

 

今回は初心者の人が初めてシルクスクリーンをやった時に、資材を無駄にしないように、チェックして行く事を書きたいと思います。

失敗が多い露光の話ですが、文字や絵が出てはいるのに、流すと崩れてしまうと言う現象ですね。

 

図案

コピー用紙やトレーシングペーパーを使っている人は、OHPフィルムに変更した方がいいです。これは初心者だからこそ、ケチらずにOHPフィルムにした方がいいと思います。

資金に余裕のある、大人の方であれば最初から、露光機を買うまたは、作っている人がいると思いますが、初心者の方だと、ケミカルランプ1本またはブラックライト1本で露光したりしている人が多いんじゃないかと推測します。

この状態だとトレペやコピー用紙は、露光時間の調整が難しく、沢山のメッシュと感光液を無駄にすることになると思います。

 

露光

次に、露光なんですが、版は裏表に感光液を塗ると思います。露光して洗い流すと、テローンとなる人は、裏面が感光不足でヌルヌルになっていないでしょうか?

裏面までしっかり感光して、焼けていないと、表は焼けていても失敗です。

表は、しっかり焼けているなと思ったら、やってみた分数の2倍でやることをオススメします。とにかく両面しっかり光が通って、焼けることが大事なので、感光液の色の変化に注意してやってください。

段階露光と言う、賢い人はやる露光テスト方法があるんですが、とにかくチャレンジしたいワクワクさんタイプ、僕を含めていると思いますが、これは上に書いたライト1本トレペorコピー用紙の方は、30〜40やっても上手くいかない可能性が高いので、OHPフィルムでやる場合に限り、やる事をオススメします。

一番これが賢いですよね。

 

まとめ

僕が、シルクスクリーンを初めた頃の資材と、成功した時の状況をまとめておきます。

感光乳剤 SD-40

ブラックライト20W 1本

OHPフィルム

露光時間 20分〜23分

初めてなので、安く済ませようと言う考えの人は僕と似たような資材になっている人も多いのかなと思います。

露光時間ですが、20分で簡単なイラストであれば、十分綺麗に抜けました、もう2、3分足すとエッジの細かい文字もきれいに抜ける感じでした。

ライトとの距離は15cmくらいです。

 

たいした記事じゃなかったかもしれませんが、この記事に辿り着いた人の参考になれば幸いです。